2013年5月17日

SIGUR ROS

アイスランドのロックバンド、シガーロスの来日公演へ行ってきました。シガーロスの歌詞はほとんどがアイスランド語で、英語とも微妙に違って、実は何を歌っているのかはハッキリと分からない。でもサウンドから伝わってくる喜怒哀楽が綺麗で、2010年にボーカルjonsiのソロアルバムを初めて聞いてから衝撃を受けて、それ以来、ちょっとずつアルバムを集めて聴き漁ってる。
 
ライブは1997年のデビューアルバムから最近の曲までまさにベストヒットな内容で、聴きたかった曲をほとんど演ってくれた。視覚的にも映像が刺激的でCDの何倍もカッコ良くて、今まで見てきたライブで一番涙腺にきたライブだった。何度もハイライトがあったんだけど、一番良かったのは「svefn-g-englar」という静かな曲で、jonsiがボーカルマイクを離れ、エレキギターのピックアップ部へ口をあてて、ほとんどアカペラでの独唱。ワールド記念ホールいっぱいに広がった妙に心地のいいリバーブのかかったささやくような歌声。本当に感動して凍り付いた。
 
次の来日公演も行きたいな。しばらくはアイスランドかぶれしそうです。